別項に書いた通り、部屋の内装工事を行ったのだが、その後、新環境に移行するため、毎日いろいろな工具を使う日々が続く。これまた前に書いた通り、机の脚を切断したり、棚板を一枚余分に増やしたりなど。
いろいろな工具を使いながら、一般家庭にあって何がもっともウレシイ工具であるかをつらつら考えてみた。
結論は「電動ドリル」。これがもっとも人に喜びをもたらす道具である。
使用頻度から言えばプラスのドライバーあたりが最右翼なんだけど、これは別段使って嬉しくなるようなものではない。ノコギリやカンナは使うのにテクが必要で、場合によっては嬉しくなるより、悲しくなってしまうこともある。
その点、電動ドリルはいい。ぼくの持っているのはドリルというより電動ドライバーという感じの小さなもの(リョービのFDD-10。この製品はディスコンのようで、後継機は
FDD-1000というようだ)で、値段は4000円もしなかったと思う。
先日のように、机の天板に脚の取り付け金具をネジ止めするような際には、これがあるとないでは、作業のラクさ加減が天国と地獄ほど違う。カーテンレールの取り付けなんかもラクラクできる。
しかし、もっとウレシイのは、金属を含めた材質のものに穴を開けられるという機能だ。
これは「CDの包装開封装置」である。去年の暮れに友人のたかしまてつを氏が「こんなのあったらイイネって言ってませんでしたっけ」と送ってきてくれたもの。CD-ROMや音楽CDのシュリンクラップがはがせないでイライラすることはありませんか? ぼくは毎度毎度イラつく。なぜああもはがしにくいのだろうか。そんなこんなを雑談のおりにしたと見える。
この装置をCDの外装にあてて滑らすと、フィルムだけが切断できるというシカケになっており、仕組みは単純だが、効果は絶大だ。いくらしたのか知らないけど、おそらく自分では(こんなに不満を感じてはいても)買いにくいタイプの商品であって、その分、ギフトとしては理想的なアイテムである。少なくともぼくは非常に嬉しかった。
ただ、これの難点は「使おうとしたときにどこにあるかわからなくなる」ということであるに違いない。ぼくは最初に使ったときに見破ったね。そこで電動ドリルの登場。チャックに細い刃をセットしてウィィィンと穴を開ける。こいつは1mmを越える肉厚のアルミ板でできているのだが(そのため、持ち重りがして、使用感もいい)、こんな厚い金属でもゆっくりやれば確実に穴があく。開いた穴にそこいらにあった針金を通してワッカにした。写真で赤く映っているのがその針金だ。
この針金のワッカを机の横にある「何でもぶらさげネット」に引っかけておく。こうしておけば、ぼくのように整理整頓能力が激劣な人間でも、使いたいときにすぐに手に取れるようになる。
こういうことが手軽にできる。この手の電動ドライバードリルがウレシイところだ。