2 カラス天狗の跳梁
[初出] 2005.03.01 [最終更新] [平均面白度] 5 [投票数] 6 [コメント数] 1
現在町中にカラス天狗が跋扈している。
いえね、「超立体」と称するマスクを着用されていることなんですけどね。ありゃまるでカラス天狗に見えてしまう。ぼくは幸いにして未だ花粉症にとりつかれてはいないが、今年は花粉の量がハンパじゃないということで、このようなことになっているのだろう。
件のマスクは昨年も売ってはいたが、町中での着用者は通常マスクに比してきわめて少なかったが、今年の両者の勢力分布は完全に逆転したように見える。さきほど商店街を200mほど歩行した中で、カラス天狗10名以上に対して。トラディッショナルなマスクはたった1名だった。
おもうに、古典的なマスクは吐息とかでベチャベチャしてくるし、ゴムの締め付けもうっとうしいものだが、カラス天狗式はそのようなことがないのだろう。
あのマスクは着用すると、なかなかアバンギャルドなファッションになる。かっこいい。ただ、ゆいいつの不満は、どうみてもあれは「未完成品」のように見えてしまうことだ。だって、あまりにも真っ白でしょ。なんだか試作品のモックアップのように見えてしまう。
全体をベージュで塗り、動物のヒゲのようなものを赤で描くとか、虎柄にするとか、水玉を付けるとか、まさにカラス天狗のように、メタリックブラック仕上げにするとか……。
そうすればめちゃくちゃカッコいいのになあと思う。そしたら、「あ、あのひとも花粉症か。かわいそうになあ」という視線から一転し、お、斬新、わたしもソレつけてみようかな。どこに売ってるの? ってことになるに違いない。
惜しい。
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いただいたコメント
かとです さんによるコメント
台湾では、ごくふつうにおしゃれ、というかお遊びなマスク売ってまっせ。
バイクに乗ってる人たちは、動物ものとかで走ってたもの。
おみやげに買う人も多いらしいですよ。[2005.03.03 #162]
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