5 濾過器を導入してしまった
[初出] 2004.02.27 [最終更新] [平均面白度] 3 [投票数] 9 [コメント数] 4
今朝起きてみると、またまた2つの卵紐が!
今年はあまりにも多すぎる。ホントにウチ生まれの連中が適齢期を迎えて戻ってきたのかもしれない。
毎年、オタマのシーズンに頭を悩ますのは水質の悪化だ。ウチの小さな池の水源は100%雨水である。雨水を池の中央に屹立する雨水タンクにため、そこからオーバーフローする分が池に供給される。従って、水はけっこう長い間、滞留することになる。毎日雨が降るわけではないからだ。
産卵期には、親カエルたちが大挙しておしよせ、池の中で暴れ回るため、沈殿物がかき回され、大いに濁る。それだけではなく、カエル自身、なんか水を汚す物質を分泌してるんじゃないかと疑っている(ほど、水の汚れはすごい)。
ヒキガエルは非常にたくさんの卵を産む。オタマも他種に比べて異常に小さい。いっぱい産む→いっぱい死んでも大丈夫という繁殖戦略だろう。そのためか、オタマはよく死ぬ。もちろん卵がぜんぶ育ったら大変なことになっちゃうんだけど、それでもよく死ぬ。
死体は池の底に沈んですぐに溶けてしまうから、回収することは事実上不可能である。有機物が水中に溶け出すんだから、当然のことながら、水は濁る。油状のものも水面に浮かんでくる。
水が必要以上に濁るということが、ますますオタマの生存を厳しくするという悪循環に陥りやすい。
自然環境では、池の大きさはふつうウチのプチ池なんかには比べものにならないくらい大きいわけだから、こんなことは問題にならないのだろうが、半ば閉じられた小さな環境であるウチの池では、ちょっとしたバランスの崩れがカタストロフィをもたらしてしまうように思う。
今年は多数の個体がやってきたためもあって、20日以降、水の汚れ問題に対してどう対処するかについて、頭を悩ましてきた。どうしようかなあ。
で、昨日、ふたつの対策を実施することを決意した。
ひとつは濾過器の導入。もうひとつは飼育水槽の新設である。
あんまりね、こういうことはすべきじゃないとは思う(だからこそ逡巡していたわけだ)。ヒキガエルだけを選択的にヒイキにすることが何を生み出すか、ぼくにはわかっていないからだ。人は神のまねをするべきではないんですね。
とかなんとか言いながら、毎年同じ煩悶の末、えさをやってみたり、水替えをしたり、と、「選択的保護」を行ってしまっているわけだが。
ともあれ濾過器はこんなの。
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いただいたコメント
ichiro さんによるコメント
そのサイズで自然に生育できるのが適切な蛙口ではないでしょうか。人為的に環境を変えて生存数を増やすのは、ストレスからくる突然変異や近い将来のさらなる爆発的な産卵へとつながるような気もするのですが。
もちろん科学的根拠は調べてません。[2004.03.02 #6]
ichiro さんによるコメント
そのサイズで自然に生育できるのが適切な蛙口ではないでしょうか。人為的に環境を変えて生存数を増やすのは、ストレスからくる突然変異や近い将来のさらなる爆発的な産卵へとつながるような気もするのですが。
もちろん科学的根拠は調べてません。[2004.03.02 #7]
ぼくは逆に「壊滅的な産卵の減少」こそ、おこりうることだと思っています。人為的なチャチャをいれることで、突然変異とか生態の変化とかを招来するのはムツカシと思います。
ブレーキは、結果をおそれてというより、どっちかというと倫理的なものです。(いしだ)
yhiro さんによるコメント
濾過器が古くなって買い換えようと検索したら、このページがヒットしました。
家の池にもヒキガエルが来ます。1m四方ぐらいのホントに小さな
池です。濾過器のポンプを動かしておくと、オタマジャクシが吸い込まれてしまうし、止めると水質が悪化するので今まで困っていたんですが、今年はフィルターを改善して吸い込まれないようにして濾過器を運転できたため、ぶじカエルになるところまでこぎ着けました。
#ふだんは金魚用の池ですが、春先だけカエルのために開放しています。
[2004.11.21 #132]
西浦 さんによるコメント
ウチにもヒキガエルきます。
私のところは山奥であちこちに涌き水があるんですが、
家の近くにもいくつかあるので。
ところで、こいつらってひょっとして子育てするんですか?
手足が生え揃ったころの雨の日を見計らったようにやってきて、
池の一方でデカイ図体で待ってるんですけど。
・・まさか、食うためじゃないですよね?(苦笑)
[2005.05.03 #175]
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